クイーンズタウン編に続きミルフォード・サウンド編です!
「世界8番目の不思議」とも呼ばれるこの場所は、世界遺産に登録されているフィヨルドランド国立公園の一部で年間の3分の2の日が雨という地域です。
天候に恵まれてたこの旅もここで終わってしまうのか。。
Contents
ミルフォード・サウンドへの行き方
クイーンズタウンから向かうのが基本だと思います。
計画時はレンタカーで行く予定でしたが、4〜5時間かかるのとミルフォード周辺の道が結構危ないと聞いたのでバスで行くことにしました。

ちなみにミルフォード周辺の道は油断しなければ余裕だと思います。長いトンネルがミルフォードの入り口にありますが、一方通行なので片方ずつ走ります。暗いし長いし、このトンネルを作っている時に何人も亡くなった話を聞いてちょっと怖かったです。
また今回の旅程の終盤で結構疲れが溜まっていたこともあり、バスにして正解でした。
行きはバス、帰りは飛行機というプラン設定もできるのでお金に余裕のある方はどうぞ。(天気が崩れることも多く結局バスで帰ることもあるようです。)
ミルフォード・サウンド オーバーナイト クルーズに参加したよ

ミルフォード・サウンド周辺には宿泊する場所がなく、ほとんどの人はクイーンズタウンかテアナウから日帰りでクルーズに参加する人が多いそう。
5時間かけて向かって数時間クルーズに乗り、5時間かけて帰る。。しかもバスや車で渋滞することもあるそう。ちょっともったいないし、辛そうだなと調べていると「オーバーナイトクルーズ」という夕方からクルーズが始まり、アクティビティー、ディナーを楽しみそのまま船内で宿泊して、次の日は朝ごはんを食べクイーンズタウンへ戻るというちょっと豪華なツアーを発見!
結構お買い得かも
「リアルジャーニー(Real Journeys)」限定のツアーのようで、往復バスとディナー、朝ごはん、カヌーや小型ボートのアクティビティーがセットでNZD410(約3万円ちょい)なので、そんなに高く感じなかったので即決しました。
マリナー号(Mariner)とワンダラー号(Wanderer)の違い

マリナー号の方が値段が安かったので何も考えずに購入してしまいましたが、正解でした。
ほとんど違いはなさそうですが、ワンダラー号は4名1室の共同部屋があるので若者グループが多いとかネットには書いてありました。
あとは、ワンダラー号はアクティビティーでミルフォード・トラックの一部を歩くことができるのと、マリナー号はカヤックをすることができるそう。
リアルジャーニー(Real Journeys)のホームページは何故か日本語も用意されているので、検討してみてください。
オーバーナイトクルーズの予約方法
上記のリアルジャーニーのホームページで予約ができます。予約したのは2週間ほど前でしたが、全ての部屋が売り切れている日もあったので日程が決まれば早めに予約したほうがいいと思います。
クイーンズタウンの市内にリアルジャーニーのオフィスがあるのでそこに直接行っても大丈夫です。
出発の48時間前に電話でリコンファーム(reconfirm)してね、と予約後のメールに記載されていましたが、すっかり忘れていて前日の18時くらいにメールで「Hello! I’m coming tomorrow! Thanks.」って送ったらすぐに分かったよ!って返信が来ました。
いよいよミルフォード・サウンドに向けて出発!
リアルジャーニーのオフィスが集合場所
当日は朝の8:10くらいにリアルジャーニーのオフィスに向かいました。でも僕たちの他に誰も待っておらず後から段々集まってきて、結局30分くらいに出発しました。(8:10に来てくださいって言われたんだけどな。。)
宿泊先を伝えておけばホテル前まで迎えに来てくれます。

バスは外が見やすいように外向きになっているのと、天井が窓になって上の真上の景色も楽しめると聞いていたので期待していましたが普通でした。
USBポートが各席に設置されているのはかなり便利!
日本人は僕たち2人しかいませんでした。夫婦、カップルが多く子連れも1組しかいなかったのでかなり落ち着いた時間を過ごせました。
行き帰りの道中で撮影名所に寄ってくれる

撮影メインでやってきた僕らにとって結構重要な部分が撮影名所にちゃんと寄ってくれるかでしたが、片道5〜6箇所止まって撮影時間を設けてくれました。ドローンを飛ばしている人もいました。
ちょっと多すぎるくらい止まるのでぐっすり寝れなくて疲れましたが。。

最初にカフェに寄りましたが混むので、こっそり持参したバナナやりんごを食べて過ごしました。そのカフェの前に羊が沢山いるので撮影しましょう。


「Venison」というパイが美味しいということで食べましたが、なんの肉が入っているのか分からない味がしてお口に合いませんでした。「Thai chicken」は美味しかったです。
キア(KIA)という鳥に注意

ミルフォードサウンド周辺にはキアと呼ばれる可愛い、綺麗な鳥がいますが、かなり人懐っこくてついつい餌をあげたくなってしまいますが、実際にあげていた中国人の人たちの車にしつこく付きまとっていました。笑
ミルフォード・サウンド オーバーナイトクルーズの流れ

まず乗船したらみんな食堂に集まって船長とクルーの自己紹介、その他説明を受けます。
部屋の鍵を受け取ってしばらく自由時間を過ごした後、カヌーと小型ボートのアクティビティーが始まります。
僕らはワナカ湖で辛いカヌーを経験したので小型ボートを選択。
小型ボートに15名ほどが乗り込んで周辺を周りましたがスピードが速くてびっくり!笑 しっかり掴まっていないと飛ばされそう。
壮大な景色に圧倒されて、ここはいつか結婚したら奥さんと来たいと思うくらい圧倒されました。
アザラシをこんな近くで見ることができました。僕は見れませんでしたがイルカも見れたらしいです。
ペンギンも見れるらしい。。すごい場所ですね。

時期に寄っては船から飛び込めるので、友人と他の家族らが飛び込んでました。(超寒そう。)

ディナーの後、外を眺めていたらアザラシが船に乗ってきて子供たちは大興奮。こんなことってあるんですね!
アクティビティーの後はディナー

食事の時間になったので食堂に向かうと机の上に名前の書いてある紙があるので、自分の名前のあるテーブルに座ります。
韓国人の夫婦と一緒になり、僕が韓国語を少し話せることもあって楽しく過ごせました。
前菜みたいな感じでパンが出されて(ソースが美味しかった)それから各テーブル毎にバイキング形式で料理を取っていきます。
写真は撮っていませんが、種類も割とあり味も美味しかったので満足です。
最後にはデザートも出されましたが、外国人の取る量に圧倒されるアジア人たち。笑
アルコールやジュースは購入して次の日の朝、帰る時に清算します。
シャワーを浴びて就寝

クルーズの部屋が思った以上に快適でよかったです。隣の部屋が子供がいる部屋だったので多少声は聞こえてきたものの、23時を過ぎれば静まりいい時間を過ごせました。
シャワー、トイレが各部屋に完備されていて、少し狭いですが熱湯も出るしシャンプーもあったし(たしかあったはず)、ベッドも寝やすく、船も停泊しているので揺れなくぐっすり眠ることができました。
起床して朝のミルフォードサウンドの景色を堪能

バイキング形式の朝食を済ませて暖かいコーヒーを片手に朝の景色を見てのんびりと過ごします。4月の下旬でしたが結構寒いので暖かい格好は必須です。コーヒーが最高に美味しかった。
海まで向かいます。
この滝の迫力!!!前日に雨が降ると水量が増えて幻想的に見えるらしい。
オプションを申し込んだ人は陸に戻る前に水中を見ることができる「discovery center」で降ろされます。
その他の人はのんびり船で過ごして陸に戻り、5〜6時間かけてクイーンズタウンに戻ります。
ぐっすり寝たいのに5、6箇所立ち寄るので寝れなくて結構疲れた。
クイーンズタウンに到着後、お土産を買ったりスタバで作業したり、マクドナルドのwifiを試してみたり、とりあえず空港近くのニューワールドまでドライブしたりして過ごしました。
ミルフォード・サウンドまとめ
個人的には今までニュージーランドで見てきた景色の中で一番圧倒されました。ミルフォードサウンドを見てからクライストチャーチに向かう旅程だと途中で物足りなくなってしまいそうな気がします。笑
ただ、クルーズで話した韓国人夫婦には「ミルフォードサウンドも良いけど、スイスの方がもっといいよ」と言われて少し感動が薄れました。笑
片道5〜6時間かけて日帰りで帰ってしまうのはもったいないかなと思うので、もしミルフォードサウンドに訪れるのであればオーバーナイトクルーズをオススメします。
さて、次でいよいよ最後の都市オークランド編です!
ニュージーランド南島、10日間レンタカー旅を街ごとに記事を分けています。
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